カンボジアの日本人大学生の非日常な日常

19歳。岡山県出身。東京で一浪した後、カンボジアのキリロム工科大学国際ホスピタリティ経営学科に入学。英語でITやマネジメントを学んでいます。

キリロム工科大学に入学するまでの経緯について

週末も終わって今日は午後から授業です。

先週はプノンペンに行って疲れ切っていたので、今週末はキリロムでゆっくりしました。また明日くらいに週末のことについてもかけたらなと思います。

 

 

今回は私がキリロム工科大学に入学するまでの経緯を書こうと思います。

結論から言ってしまうと、KITは第一志望ではありません。

しかし、いやいやで入学したわけでは全く無く、KITの魅力に惹かれて受験しました。

試験は面接があったのですが、自分が思うように話せなくて、受験結果がでるまでずっとドキドキしてましたし、受かったときはすごく嬉しかったです。

 

KITに至った経緯は書かなくてもいいことではあるかもしれませんが、様々なことがあって今こうやってカンボジアで勉強できているので、同じような境遇にいる人もたくさんいるのではないかなあと思い、まあ一例として読んでもらえると嬉しいです。

 

 

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地元岡山の桜

 

私は中学受験をして岡山の中高一貫校である岡山大安寺中等教育学校に進学しました。(岡山唯一の中等教育学校です)高校受験がないので中だるみをしたりして勉強は高2になるまではあまりしていませんでした。小学生をアメリカで過ごしていたこともあり、模試の成績も得意の英語でなんとかカバーして乗り越えていました。

 

転機は高2の三者面談でした。ずっと地元の岡山大学を目指していた私に担任が東京大学を勧めてくれました。正直に行ってしまうと当時の私は東大に対する偏見みたいなものをもっていて、今の学力じゃあ無理だし、ガリ勉ばっかが集まる場所になんて行きたくないと思っていました。(やはり地方の高校生は東大生が身近なものではないのでテレビとかにでている東大生しかしらないというのもあると思います)

でもまあとりあえず模試の志望校には書いとこうと思って書きました。

判定はめちゃくちゃ低かったのに、いざ書いてみるとすごく行きたくなって、東大生ってめちゃかっこいいと思うようになり、高2の夏くらいからガチで勉強して東大を目指すようになりました。

しかしセンターの国語で失敗し、文三足切りに一点足らず落ちました。

正直、足切り突破していたとしても落ちてたと思います、苦手な数学は克服できず、世界史や地理に関しては知識不足だったので。

私大や後期は受かりましたが東大の二次試験を受けられなかった未練が残っていました。

私は浪人が許されていなかったのですが、足を切られてくやしがる私の姿を見て、一年だけ、と母が許してくれました。

 

 

 

 

そうして浪人生活がスタートしました。

どうせ浪人するなら、と東京にある駿台御茶ノ水3号館に通うことにしました。

駿台の女子寮に入って毎日ひたすら勉強しました。浪人生活はとても濃くて得るものが大きかったのでそれについてもまた別記事で書こうと思います。

模試もほぼAかB判定だったので、受かる!という確信は持てなかったものの、現役からすごく伸びたので、このまま頑張れば受かるだろうと思いながら本番を迎えました。

しかしながら結果は不合格。私立は受けないという条件だったので私立は受けず、後期だけが残りましたが後期試験も不合格でした。

 

キリロム工科大学を知ったのは前期試験を終えたあとのことです。後期試験しか残っていなかったため、後期試験に落ちたときのことも考えなければならない、と思いいろいろ自分で調べました。候補としては、就職、宅浪、海外進学がありました。その時ネットでキリロム工科大学を見つけました。しかしホスピタリティ学科の存在をまだ知らず、バリバリの文系だった私にとってIT学科はきついなあ、、、と思い、一旦忘れることにしました。

 

後期試験が終わって実家に戻ったとき、母も私のためにいろいろ調べてくれていたみたいで、キリロム工科大学ってとこがあるよと言われました。ITしかないから無理だよ、、と言ったのですが 、とりあえず見てみたらと言われていろいろ調べていくうちに国際ホスピタリティ経営学科の存在を知りました。

3月末だったのですぐに受験しました。一応IT学科も受けたのは受けたのですが、ホスピタに行きたいという思いがとても強かったです。

ただ、私は高校の間にやりたいことが決まらず、東大に行ってやりたいこと見つけようと思っていたのですが、ホスピタは専門的なことを学ぶし、将来はホテルなどのホスピタリティ分野で働くので、大丈夫かなと不安にもなりました。

しかし、振り返ってみると、アメリカに住んでいた頃、家族でアメリカ旅行を何回もしましたが、ホテルに泊まるのがとても楽しみでした。また、人とコミュニケーションをとることはとても好きだったので、向いてるんじゃあないかなあと思ってホテルで働きたいなあと思うようになりました。

結果、キリロム工科大学への進学が決まり、今に至っています。

 

 

キリロム工科大学はほんとに楽しいです、一日が長く感じるので授業が終わったあとは課題したり、自分の興味あることについて調べたり、ブログ書いたりできます。充実してるなあと日々感じます。学生生活ってあっという間に終わるだろうから今のうちに今しかできないことをたくさんしたいと思います。

 

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森。空気がきれいです




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