カンボジアの日本人大学生の非日常な日常

19歳。岡山県出身。東京で一浪した後、カンボジアのキリロム工科大学国際ホスピタリティ経営学科に入学。英語でITやマネジメントを学んでいます。

最近悩んでること:日本語も英語もうまく話せない

ほとんど同期の日本人はプノンペンなどに行ってしまい、寮の友達も歩いて3時間?(ペースにもよるので正確な時間はわかりませんが)の崖に行っているのでぼっちです。

崖は誘われましたが、病み上がりで途中倒れてもなかなか助けは来てくれないので、おとなしくキリロムにとどまることに。

ブログ書いたり、勉強したり、本読んだり、まあだらだらしています。

 

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さて、今回は私の悩んでいることというか、ずっと格闘していることについて書こうと思います。

 

それは、日本語も英語も中途半端だということ。

 

まず、日本語ですが、私は小学生の三年間をアメリカで過ごし、日本人がほぼいない現地校に通っていたので毎日英語づけの日々を送っていました。親にも家でもできるだけ英語を話すよう言われていたので、日本語話す機会は土曜日にある補習校(日本人が集まる学校です)と親と話すときのみでした。(私には二個下の妹がいるのですが、家族で英語を話せるのは彼女だけなので、親とは日本語でした)

 

小学生という大切な時期にあまり日本語に触れなかったため、語彙力がないまま日本に帰国し、しばらくは周りとの日本語力の差に苦労しました。特に漢字の熟語になるとほんとうにわからなくなりました。その上、日本に帰った当時は日本語があまり好きではなかったため、辞書を引くようなこともせずほったらかし。友達との会話はそこまで困らなかったものの、やはりたまーに知らない単語とかでてきて自分だけ理解できてない、、、と悩みました。

 

一番日本語力が伸びたのはおそらく受験期です。特に東大の現代文を読んでいるときは、難しい単語もちょくちょく出てくるので結構調べたりして語彙を増やしました。浪人時の先生方の雑談などもすごくレベルが高く、その上おもしろいものばかりだったのでそれも語彙力を高めるよい機会になったと思います。

 

ただ、これは英語に関しても言えるのですが、単語や言い回しを知っていても使えないと意味がないと思います。私は文章の内容はは理解できてもそれを自分の言葉で説明できませんでした。記述式となると困りました。頭の中でこういうことが書きたい!というのは考えられるのですが、それをいざ言葉にしようと思うとこんがらがっていい日本語も思いつきませんでした。書いたことと自分の思考が乖離していることもよくありました。(自分の考えを忠実に言語化することもなかなか難しいとは思いますが、、、)よく友達とも議論などをしましたが、言いたいことは頭で思い浮かぶのに言葉にできず、日本語がでてこない!ってよく言ってました。

現役のときより現代文は伸びたものの、本番は国語で過去最低点をたたきだしました笑

自分の中で日本語力が一番伸びた!と感じてはいても結局日本語できないんだなあと痛感しました。

 

 

 

 

次に、英語に関してですが、私は小さい頃から英語教育を受けていました。母親が英語がまったく喋れず、子供には英語を喋れるようになってほしい!と思ったらしく、赤ちゃんのときから英語の音楽や動画をみたり、英語を話すようなイベントに参加したりしました。幼稚園入る前くらいには英語教室に通ったりしました。そのおかげで渡米したとき苦労はしたものの、すぐにとけこみ、英語力もぐんぐん伸びました。

日本に帰国したのは小6になる前でしたが、公立の小学校には戻らず、数学と理科が英語で行われる小学校に通いました。

英語力を維持するために家でも英語を話し、イギリス人がやっている英語教室に通って、実際現地のイギリス人が使っている教材を用いて英語を習っていました。

(具体的には、題材としてシェイクスピアリア王ハムレットを読んだりしたのですが、当時の私は古典英語の良さがわかっておらず、もっと親しんでおけばよかったなあと今になって思います。話はおもしろいし、英語のみならず得られるものも多いので一回は読んでおくことをおすすめします。)

 

中高は英語ではほとんど苦労することはなかったです。ただ、英語から日本語に訳すときに日本語がとても汚かったり、英単語の日本語訳を覚えるときに日本語の単語の意味がわからなかったり、ここでも日本語で苦労しました。

 

受験期(特に浪人時代)は英語以外の科目をしっかいやらないとやばかったので、英語はいろんな大学の問題を解いていました。英語に関しては本番で過去最高点をとれました。

 

しかし、実際キリロムにきて、日本語を少ししか話さず、基本英語でなにもかもする環境にはいって、自分の英語力の低さを痛感しました。

私はずっと日本の英語教育に関して疑問を持っているのでまたそのことについて書こうとは思いますが、日本ではスピーキングはほとんど授業で扱わないので、話す機会がほとんどありません。アメリカに住んではいたものの、6年間以上日本にいたので英語はほとんど喋りませんでした。今度は英語で言いたいことがいいように言えないんです。単語が出てこなかったり、喋ってる途中に文法が違うから違う言い方しないと、と焦ったりしています。単語ももちろん日本語と比べたら知っているものは少ないので話せる内容も限られています。

 

 

 

 

じゃあ自分はどうすればいいのか。

日本語に関しては本を読んだりすると共に、こうやってブログを書いてアウトプットしたり、日本人とたまに電話したりすることしか正直今はできません。とりあえず定期的に日本語に親しむことも大事かなと思います。

 

英語に関してはできることは日本語と同じく本を読んだりするとともに、ネットでハーバードなどの大学の講義が無料で受けられるサイトを見つけたのでそれを時間があれば試してみます。(また記事にしようとは思います、めちゃ面白そうだったので。もう今や大学行かなくてもハイレベルな教育を無料で受けられるので便利ですね)

学校の授業も英語だし、特にITやホスピタの授業は専門的なので専門用語がたくさんでてきて面白いのですが、他の分野かじりたいなあともたまに思うのでネットの講義はKITでは学べない分野もあってちょいちょい受けるのにはいいかなあと思ってます。

ただKITの授業が結構ハードなのでその時間が確保できるかどうかが問題ですが、そこは自分との戦いなのでなんとかがんばります。もう少し慣れてテストとかも終わったらKITの授業の話もしようと思います。

生活面では英語で話すことはもちろんですが、英語で思考するのもいいかなあと思ってやってみようと思います。

 

 

これだけで悩みが解消されるとは思いませんが、最低限のことはしようと思います。

これからも私の格闘は続きそうです、、、

 

 

今後の投稿についてですが、いまのところ10個くらいネタがあるのでそれを投稿しようとは思いますが、もしKITのこんなこと知りたい!とかなにかリクエストがあればコメント欄にお願いします。